毎月8日は「こころの日」推進運動
<趣意書>
20世紀は、相次ぐ戦争という愚行を
繰り返した人類ではありましたが、
またこの世紀ほど
物質文明が発達した時代ではありません。
確かに人々の生活改善に
多大な貢献はしましたが、
その代償があまりに大きかったことに
世界の人々は気づきました。
取り返しのつかなくなったオゾン層の破壊、
気象の大変動
か弱い小動物や野生動物の絶滅、
酸性雨による森林の枯死、
バイオテクノロジー(生物工学)の
驚異的な進歩による汚染等々、
私たちの次世代、
ひいては人類の将来に
多大の不安を抱かせるものが無数にあります。
この物質文明に偏した報いが遂に訪れました。
家庭では親子の断絶、
学校では暴力、いじめの続発、
社会では特に少年による犯罪の頻発、
まさに人間の動物化現象の様相となり、
ただただ嘆かわしい昨今であります。
昔から心身一如と云われ、
心と身体は人の両面であって
本来一つのものであります。
しかしながら健康のための体育の日はありますが、
こころの日はありません。
今こそ私たちは、
「物」より「心」を必要としています。
心の飢えを満たす運動が必要であります。
「こころ」を求めて、
新しい世紀のスタートとしようではありませんか。
毎月8日を「こころの日」と定め、
真(まこと)の心にめざめ
もっとも生命(いのち) を尊重し
人間の尊厳を自覚する日として、
運動を展開致したく
この趣旨にご賛同ご支援賜りますよう
伏して御願い申し上げます。

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