head_img_slim
HOME > 組織図・沿革・啓発活動

岐阜県仏教会会長 杉山令憲

photo  このたび、岐阜県仏教会会長に就任いたしました杉山令憲です。
 もとより浅学菲才でございますが、平成28年10月14日(金)の理事会におきましてご推薦いただきました。何卒各位のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
 さて、仏教会を取り巻く状況は大変厳しいと考えております。
 少子高齢化となりいろいろな課題がございます。寺は檀信徒なくしては存在できません。今まで葬式仏教と言われ、葬儀を通じて仏教の振興に努めることができていました。しかし今日では、葬儀は家族葬で行い、その名のとおり家族だけで葬儀を営まれる傾向にあります。また直葬といって病院から葬儀場へ行き荼毘にふす。その後の仏事は簡略になっています。その流れが地方にもおよび、以前のように近親者や親交の深い方々とのお別れの機会がなくなって、人の死への尊厳への価値観が変わってきています。また、地方では若者が都会へ仕事を求めて故郷を離れて生活しています。その父母が亡くなると故郷の墓が不要となり墓じまいが起こっています。その旦那寺はいよいよ過疎となり寺院の運営が厳しい環境になってまいります。30年後は、人口が大幅に減少し地方の寺院は40%が限界集落となり廃寺を余儀なくされると統計が出ています。
 又、岐阜県檀信徒会は、第15回全日本仏教徒岐阜大会が昭和42年(1967年)に開催された折に結成され、10万世帯を超える規模で仏教会との各種事業に多大なるご支援を賜ってまいりました。しかしながら今日では、役員の高齢化が進み各地の檀信徒会が縮小しており、活動している檀信徒会は岐阜市をはじめ10余りの市郡で、岐阜市においてもわずか十数校区です。この現状を変革するべく、与えられたこの機会に寺院と檀信徒が一体となって活動できる体制を講じることが必要ととらえております。
 岐阜県仏教会は伝統仏教の各宗派の寺院の集まりで県下には2,260余りの寺院があります。そのうち会員は1,750ケ寺余りで組織率78%です。県下の寺院が一丸となって取り組んでこそ本来の目的である「仏教の本義に基き、教化活動を促進し、道義を確立し、恒久平和に寄与する」ことにつながっていくもので会員増が大切と存じます。
 又、各宗派間の連携を持つとともに、岐阜県仏教会の活動等をご理解していただき、さらには情報交換をしていくことが岐阜県仏教会の活性化につながっていくものと存じます。
 つきましては、いままでも仏教会と檀信徒会は、協力して活動してまいりましたが、今後は今まで以上に合同での活動をしていくことが大切と皆様にもご理解いただきますようお願い申し上げます。

 

岐阜県仏教会 組織図

役職名 氏名 寺院名 宗派
名誉会長 山川 宗玄 正眼寺 臨済宗妙心寺派
顧 問 寺町 研山 大龍寺 臨済宗妙心寺派
会 長 杉山 令憲 順勝寺 浄土真宗本願寺派
理事長 岩水 龍峰 林陽寺 曹洞宗
副会長 早野 法教 西性寺 真宗大谷派
副会長 田中 玄恵 大雄寺 浄土宗
副会長 日野 安晃 光圓寺 浄土真宗本願寺派
副会長 川島 直樹 進禄寺 浄土真宗本願寺派
副理事長 星島 光雅 寶心寺 高野山真言宗
副理事長 太宰不二夫 真教寺 真宗大谷派
常任理事 松久 宗心 珠泉院 臨済宗妙心寺派
常任理事 河人 宗寿 徳林院 臨済宗南禅寺派
常任理事 坂 英承 瑞現寺 曹洞宗
常任理事 服部 浩善 善行寺 真宗大谷派
常任理事 浅野 真顕 洞泉寺 浄土宗
常任理事 大森 俊道 洞雲寺 曹洞宗
理 事 加納 顕 西福寺 浄土真宗本願寺派
理 事 岩田 諦慧 松濤寺 浄土宗
理 事 川出 昭順 極了寺 真宗大谷派
理 事 武田 真優 大應寺 臨済宗妙心寺派
理 事 軽部 浩史 荘厳寺 曹洞宗
理 事 田中 実哲磨 明楽寺 真宗大谷派
理 事 皆田 世雄 法忍寺 真宗大谷派
理 事 野村 泰之 正願寺 浄土真宗本願寺派
理 事 野田 惠雄 信成寺 真宗大谷派
理 事 帰雲 真智 還来寺 真宗大谷派
理 事 小倉 輝穂 圓城寺 真宗大谷派
理 事 夏野 了 満成寺 真宗大谷派
理 事 山本 憲人 宝蔵寺 真宗大谷派
理 事 大泉 信吾 明善寺 真宗大谷派
理 事 千葉 利賢 全雄寺 臨済宗妙心寺派
理 事 西森 英開 願念寺 浄土真宗本願寺派
理 事 旭野 康裕 永養寺 真宗大谷派
理 事 泉 義明 東禅寺 曹洞宗
理 事 小野 宗徳 陽徳寺 臨済宗妙心寺派
監 事 秋山 成美 来昌寺 浄土宗西山禅林寺派
監 事 志智 慈朗 善光寺 浄土宗西山禅林寺派
事務局長 横山 善道 金證寺 浄土真宗本願寺派
出版編集局長 村瀬 正光 眞聖寺 黄檗宗

 

岐阜県仏教会 沿革

1966(昭和41)年 岐阜県仏教会 全日本仏教会に加盟
1967(昭和52)年12月 記念誌『われら仏教徒』発刊
1978(昭和53)年10月1日 『岐阜県寺院名鑑』発刊
1988(昭和63)年12月12日 記念誌『21世紀はこころの時代』発刊
1989(平成元)年12月13日 『仏教ぎふ』発刊50号記念「旋風打」出版記念
1995(平成7)年2月7日 記念誌『響きわたれ平和の梵鐘』発刊
1995(平成7)年6月9~13日 栄叡大師坐像里帰りお迎え訪中団
1995(平成7)年11月4日 栄叡大師坐像奉迎慶讃大法要
1995(平成7)年11月6日 栄叡大師坐像奈良唐招提寺・興福寺へ奉安大法要
1996(平成8)年6月14日 栄叡大師坐像奉安1周年法要
記念誌『栄叡大師美濃にふたたび』発刊
2000(平成12)年 4月8日は「こころの日」運動開始
2001(平成13)年4月1日 『岐阜県寺院名鑑改訂版』発刊
2005(平成17)年10月8日 第1回“こころの日”ぎふ県民大会
2011(平成23)年1月29日 栄叡大師坐像お里帰り15周年記念式典
2016(平成28)年7月1日 『岐阜県仏教会寺院名鑑』発刊
2017(平成29)年11月21日 お経を習おう運動50周年
岐阜県檀信徒会設立50周年
「平和を願う集い」
2021(令和3)年11月9日 栄叡大師を顕彰する県民の集い

 

岐阜県仏教会会則

第1条 本会は、岐阜県仏教会と称する。
第2条 本会は、仏教の本義に基き、教化活動を促進し、道義を確立し、恒久平和に寄与することを目的とする。
第3条 本会は、前条の目的を果たすため、次の事業を行う。
     1.教化事業
     2.社会事業 
     3.各市郡との連絡提携
     4.岐阜県宗教連盟との連絡提携
     5.全日本仏教会との連絡提携
     6.その他必要とする事業
第4条 本会は、岐阜県内の各市郡仏教会を以て組織する。
第5条 本会の事務局を、岐阜市西野町3-1本願寺岐阜別院におく。
第6条 本会に次の役員を置く。
     1.会 長  1名
     2.副会長  4名
     3.理事長  1名
     4.副理事長 2名
     5.理事   各市郡会長
     6.常任理事 6名
     7.監事   2名
第7条 会長は、理事会の推薦により就任し、会務を統理する。
第8条 副会長は、理事会の推薦により、会長これを委嘱する。副会長は、会長を補佐し、会長事故あるときは、その職務を代理する。
第9条 理事長、副理事長は、理事会の互選により就任し、理事長は、理事会の長となり会務を掌握する。副理事長は、理事長を補佐し、理事長事故あるときは、その職務を代理する。
第10条 理事は、各市郡仏教会長を以てこれに充てる。但し、岐阜市仏教会並びに大垣市仏教会は、会長以外に更に理事1名を加える。理事は、理事会を組織し、会務を掌握する。
第11条 常任理事は、理事の中より理事会の互選による。常任理事は理事長を補佐し会務を処理する。
第12条 監事は、理事の互選による。但し、常任理事はこれを兼ねることができない。監事は、会計を監査する。
第13条 本会に、名誉会長、名誉副会長、顧問、参与を理事会の推薦により、推戴することができる。
第14条 役員の任期は、4年とする。但し、再任を妨げない。補欠によって就任した役員の任期は、前任者の残任期間とする。役員の任期満了後も後任者の就任するまでは、その職務を行う。
第15条 本会の事務局に幹部会・出版委員会・ホームページ委員会を設ける。また必要に応じて各委員会を設ける。各委員は会長が委嘱する。
第16条 理事会は、年2回開催し理事長が召集し、その会議の議長となる。また、必要に応じて召集する。
第17条 理事会は、次の事項を決議する。
     1.歳入歳出予算並びに決算の事項
     2.事業計画並びにその他必要と認めた事項
     3.会則変更に関する事項
第18条 本会の決議事項は、出席理事の過半数を持って決する。
     尚、委任状をもって出席にかえることができる。
第19条 本会の経費は、各市郡仏教会負担金、その他の収入を持ってこれに充てる。
第20条 本会の事業及び会計年度は、毎年4月1日に始まり、3月31日に終わる。

附  則
本会則は、昭和57年5月14日より施行する。
本会則は、平成18年7月25日より施行する。
本会則は、平成29年3月7日より施行する。
本会則は、平成30年3月9日より施行する。


内  規
慶弔費
住職就任(晋山式) 1件  5,000円
住職死亡      1件  5,000円
災害
火災全焼      1件 10,000円
火災半焼      1件  5,000円

慶弔見舞金は1年以内の申請により支給します。
申請はコチラへ!

 

お問い合わせはコチラへ!

icon 電話番号058-266-7803 icon FAX058-214-4081
ご不明な点がございましたら、まずはお気軽にご相談下さい。


ページトップに戻る